特定行政書士 四方山話 ②
特定行政書士 四方山話その二。
許認可権限をもつお役所の権力は絶大です。
許可なく工事、営業行為などできないものが
多くあり違反すると罰則があります。
普通に行政書士はそのための許認可を得るための
書類の作成提出代理などを行っていますが
経験からこの申請は難しいとか。
それは無理ゲー!とか判断しています。
まあ、そこを何とかというのがプロ腕の見せ所ですが。
お役所も慣例と違う判断を求められれば
普通は拒否しますが、裁量の範囲で
理屈(時に屁理屈)が通れば通してくれる場合があります。
行政手続法や、行政不服審査法を勉強して
お役人に対抗するアイテムを持っているのが
特定行政書士ということになります。
ラスボス攻略にはそれなりの武器が必要でしょ?
お役所の担当者のレベルによって
出す武器は変更します。
『あの担当者は火系だ』とか
『あの課長補佐はお水系』とか
『あの部長は、アルコール系、、、?』
(いや、賄賂の話ではないですよ?)
もっともこれもやたらに振り回すのではなく
要は依頼者の利益に
役所の顔を立つようにして
許可をもらうことが目的なので
いざとなったらこういう武器も
ありますよと隠しておくのがみそで
本当なら使わないのが一番です。
飛び道具は時に、怪我を招く事もあります。
犯行、、、じゃない、攻略は計画的に。